2012年12月11日火曜日

vmplayerをdebian6に入れてみた時のメモ。

debian上でwindowsの一つも動かしたら楽しかろうということで、debianにvmplayerを導入した際に見舞われたトラブルの対処をメモしておく。

環境: debian 6 (squeeze) 64bit
導入したvmplayer: VMware-Player-5.0.1-894247.x86_64.bundle 

X上にてVM(略).bundleを実行して自動でインストールまでは問題なく進んだが、いざvmplayerを実行したときに問題に遭遇した。
「VMware Kernel Module Updater」なるタイトルのウインドウが、カーネルヘッダーが見つからないのでモジュールがコンパイル出来ないと告げ、正しい位置を入力するよう求めてきた。
「/usr/src」下にあるカーネルヘッダーのありかを入力しても「c header files matching your running kernel were not found(略)」とでて先に進めない。
vmwareのログ「/tmp/vmware-$USER/vmware-modconfig-数字.log」を見てみると「include/generated/utsrelease.h」なるファイルが見つからず、ついでにgccが足りないらしい。
同じような事例がないか検索して調べてみると、シンボリック作成で事なきを得たらしいケースがあったのでそれに従い必要なパッケージとシンボリックリンクの作成を行った。

パッケージの取得
kernel-headersとgcc-4.3の取得。バージョン部分は$(uname -r)か`uname -r`で置き換えると楽になる。
# apt-get install linux-headers-`uname -r`
# apt-get install gcc-4.3

シンボリックリンクの作成
debian特有かそうでないかはわからないが、「utsrelease.h」は「include/generated」でなく「include/linux」下にあった。また。gcc-4.3をインストールしてもgccの名では配置されないのでこれも作成する。
# cd /usr/src/linux-headers-`uname -r`/include/
# ln -s linux generated
# ln -s /usr/bin/gcc-4.3 /usr/bin/gcc

この後にvmplayerを実行したところ無事にインストール作業が完了し、vmplayerの起動画面に進むことが出来た。


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